丁場見学のあと

丁場からおりても

まだまだ興奮冷めやらぬ(≧◇≦)

再び、ナンバリングされた原石を見せてもらうと

また、違った見方ができるので

おもしろいのです(*^^*)

おなじ丁場でも

採石位置により若干の目合い、色見

最大の特徴でもある斑のパターンなど、

合わせにくい繊細さを持つ庵治石細目。

あとで手を加えて

合成したりすることが

出来ない

完全無欠の天然石。

故に、

お墓一基分の注文に応じての石取りも

庵治石の特徴を捉えている社長ならでは…

注文書の石の大きさ、使用する量を見極め、

この子らでいけるんちゃうん!

なんとも曖昧な石取りなのでしょう(;^ω^)

それもそのはず、

大口径で切削、

最終的な本磨きまでに至るまで

庵治石を知り尽くした職人さんの

厳しいチェックを通過しながら

ひとつの仏石(竿石)が

出来上がるまで

何度も石を取り替えて

やっと

産地お墨付きの

お墓が出来上がるのです。

切削後、原石では目視出来ない

イレギュラーに対応すべきの

ナンバリング供給なのです。

今日も和伸社長、漢気発揮!

良質な細目厳選ドストライク(≧◇≦)

本日もありがとうございました。

O様庵治石細目丁場見学

一度気に入ったら

とことん追求してみたくなるのは

やはり単純に

興味深いから。

そしてその石は

ヒトを引き寄せるパワーを

備えているように

強く感じてしまいます。

令和元年11月吉日。

まだ薄暗いなかの出発です。

走行中日の出を迎え

だんだんと明るくなり

朝がはじまっていく光景を

目にしながら、

瀬戸大橋を渡ります。

天候にも恵まれ

遠く先までも見渡せるほど(^-^)

強風のときは

橋を渡るJRマリンライナーも、

運休になるほどなのです。

さて、香川県に入ると

弟子の頃よく言われてました。

現場作業から帰り道

迷ったら屋島見ながら帰れ

と、よく言われてました(笑)

丁場から見た屋島

てっぺんが重機で整地されたように平ら。

庵治石の丁場は屋島の対岸に位置します。

この山で大事に庵治石を採掘している

和伸社長。

O様へ採掘方法などの説明をして

くださっています(*^^*)

当たり前のことですが、

丁場への出入りは一般には

入れない言わば

聖域なのです。

「今、とっりょる石まで

あがってみまい!」

マジでいいんですか~(≧◇≦)

奥の岩盤で作業している重機の作業を

止めていただき

大きな庵治石の上で

語らう時間。

しかし、なんとも見事に…

とてつもない大きさ(゚д゚)!

相当な金額では?

埋蔵金☆

 

いやいや、

この石全部がお墓に使えるわけではないんでなあ

と、照れくさそう(^-^)

まだまだ庵治石細目は十分にある。

そう実感した見学でした。

素材に勝るものなし

只々、聖域大丁場を前にして

ご縁に感謝。

「幸運を引き寄せる」

そういった表現も過言ではない。

そう確信しました(^-^)

本日もありがとうございました。

プロローグ

ブログ滞り更新中~(≧◇≦)

ゴメンナサイ<(_ _)>

相反して

現場作業はおかげさまで

滞りなく

進んでいます。

11月初旬

残ったコンクリートを

積んで帰る途中に寄り道

移設工事の下見をと・・・

雑木林のなかをあせって

駆け上っていると

突然の激痛

そう、またしても

天敵スズメバチ

しまった!かこまれた~(゚д゚)!

枯れ草に倒れ込み

ゆるやかな斜面を

転がり落ち

逃げ切りながらも

頭部

二箇所刺され(>_<)

慌てて車に乗り込む。

ありゃりゃ

眼鏡がない!

ローリング中

どこかへ

いってしまったみたいです((+_+))

そんなエピソードを

お話ししたでしょうか(;^ω^)

12月年末のお忙しい中

憧れのフレームを

届けて下さいました。

早速

自分の度数に合うようドッグ入り。

さて、

サラッとクールに

「つかいまい!」

讃岐弁の送り主は

庵治石細目丁場の和伸社長です。

ここの丁場から

始まる

O様庵治石細目丁場見学。

いよいよ

聖域へ足を踏み込みますヽ(^o^)丿

きっと

「御眼鏡に適う」

そう信じています。

本日もありがとうございました。

ダブルフェイス

お久しぶりです<(_ _)>

春はすぐそこまで来ています。

一日も早い

終息を願っています。

 

さて、

タイトルにもどり

ダブルフェイス加工とは・・・

二枚の生地を貼り合わせて

厚みをもたせ、

温かさ、触り心地の良さを

感じられるメリットがあります。

主にジャケット、コートに使われるそうです。

毛皮でいうと、

毛の部分を表面に使用されるとこを

あえて裏側の皮面を

きれいに加工して

表面に使用できるようにする

高度な加工技術です。

ムートン、ミンク

スウェード加工などよく耳にしますよね。

では、

お墓のダブルフェイス加工とは?

とは言っても

身に纏うものではないですし、

私が勝手に名付けたので

そぐわなかったらごめんなさい。

 

その日は江田島市でも、

雪がちらちら舞う日でした。

ついに、

施主様でありますO様が

完全なる受注生産で納期もしっかり頂いて

つくらせてもらったダブルフェイス加工のお墓を

見に来て下さいました。

 

いわゆる

本磨きと小叩き仕上げの

二つの加工のコラボレーションです。

庵治産地の本気が

伝わってきます。

「一線を画す」

あらためて

パワーをいただきました(*^^*)

次回、O様との庵治石丁場見学

お伝えしたいと思います。

本日もありがとうございました。

 

江田島へ行くぞう!プラダを履いた来訪者

貴重な庵治石細目を

わけていただき、

無事、

納期内に納めることができて、

感無量です(*´▽`*)

実は、

側面に石工の名前を

刻んで下さいね。

と、宮司さん。

いやいや(;^ω^)

と、はにかみながら

しっかり刻む私(≧◇≦)

さて、庵治石って

どこの石?

香川県高松市牟礼町・庵治町で

採石しています。

現場、採石場を業界ではこう呼びます。

丁場(ちょうば)

庵治石の丁場のもようをほんの少し(^-^)

スゲー

庵治石の塊り(・_・;)

これはなんとも楽しみですね。

磨くとどんな顔してるのでしょうね(^-^)

近くに行ってみると

職人さんが

石を割っています。

お見事~(≧◇≦)

きれいに割れました(^-^)

先ほどの割った石を

チェックしながら

打ち合わせの

和伸社長。

丁場では、

アシックス安全靴なのですね(^-^)

十月吉日

江田島へ行くぞう!

江田島といえば

やはりここに来ないわけには

いきません(^-^)

石をふんだんに使った

建物に

アニキも感動(*´▽`*)

そばによると

さすがに圧巻です。

この廊下は

かなりメジャーらしいですよ~

やはり、

一度は足を運んで欲しい

海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)

でした。

社長~

あちらの山が

古鷹山です(*´▽`*)

「ああ~

正月登ってる山やな(*^^*)」

そうそう

よくご存じで(≧◇≦)

私のお店

展示場前でパシャリ

私の後ろの庵治石細目が絆の証(*^^*)

和伸社長。

お忙しい中、

ご来訪いただき誠にありがとうございました。

もうひとつの物語


例大祭の朝一番

これから

江田島八幡宮へ

向かう準備!(^^)!

私は一足先に

江田島八幡宮にいました。

宮司様からご依頼の

あの石のお披露目です(*´▽`*)

そう、コレコレ

文字彫りの作業も

順調に進み

据付工事も無事に完了

予定通りです!(^^)!

さあ!

氏子総代様、自治会長様に

見守られて、

作り手としては、

何とも言えない瞬間です(≧◇≦)

おやっ

これは、もしかして

庵治石では?

そうです~

さすがお目が高い(゚д゚)!

実は、この石

庵治石細目とは、

俗にいう

墓石材のメルセデスと

云われてるほどなのです。

今回、特別に

計らっていただきました!(^^)!

今回の庵治石植樹記念碑の

後ろに

どっしりと構えている

石灯篭。

昭和七年九月吉日に

建てられたものですね(゚д゚)!

当時、

どのような道具で

どんなにして加工したんだろう・・・

ある程度

想像はつきますが、

見事ですね(*´▽`*)

 

どこか懐かしい

なにか魅かれる(*´▽`*)

それもそのはず、

祖父たちが

納めた石灯篭なのです。

なんと当時の写真が見つかりました~(≧◇≦)

祖父たちのつくった石灯篭の前に

記念すべき石碑を

制作させて頂き

大変感慨深いものでした。

本日もありがとうございました。

もうひとつの物語

なにがでっきょんな?

それ

うちんくの石とちがうん?

讃岐弁でこう言われると

シメシメ(*^^*)

例大祭の当日

もうひとつの

イベントがあります。

江田島八幡宮宮司様より

ご相談を受けて

石種の選択をまかせていただいたのですが、

新しい時代の奉祝行事。

最高のものを

お約束致します(‘◇’)ゞ

穴をあけて

sus304丸棒を接着する準備が

出来ると

なんだかアイスキャンディーみたい(笑)

美味しそう(≧◇≦)

続けて、

文字彫りの準備に

取り掛かります(*^^*)

宮司様より

頂いた原稿をもとに

パソコンにデータをうちこみ

原寸大の原稿を作成して

再度確認です。

さて実は、

本日据付工事に行ってきました。

15日の例大祭の前に

除幕式です。

お近くの方はぜひ

ご覧ください。

例大祭の記事と一緒に

ご紹介できたらと思います。

本日もありがとうございました。

S様お墓工事Ⅲ

さて、突然ですが、

お墓工事で、

私の苦手なベストスリー

スズメバチ・イノシシ・野犬

これは、リアルな話

近寄らなければ、

そっと逃げてくれたらと

何度思った事か・・・(;^ω^)

私も目の前の仕事を放り投げて、

逃げるわけにもいかないので

こうなるともう我慢比べです(≧◇≦)

この現場で、

一番強い奴は誰だ( `ー´)ノ

だけどなるべく

そういったリスクは回避したいですね(*^^*)

そういった理由もあったのか

私の住んでいる江田島市では

以前から住宅とお墓が上手く共存しています。

今後も

スープの冷めない距離での

お墓参りができる環境を願います<(_ _)>

 

 

S様お墓工事もいよいよ終盤

根石、(石積みの一番下の礎石)

実際には見えない根石は

前回お話ししたとおり

石垣を解体した時の

割石をハイブリッドさせて

 

 

角石から

ひとつひとつ

並べていきます(*^^*)

 

そうそう(;^ω^)

 

 

本来の石垣を解体したでしょ

谷積みなので

当然、天場が真っ直ぐ水平にならない((+_+))

 

 

そこで、

またすこし小技を発揮!(^^)!

 

 

石が上手くかみ合っていて

無理に外さなくても大丈夫なので

そのまま

割ってみましょう(*^^*)

 

 

ほぅら

上手くいきましたよ!(^^)!

 

 

 

そうなると

本来の石垣が

汚れが気になり始めましたね。

 

 

正解!(^^)!

お家芸でキレイに

してあげましょう(*´▽`*)

出来上がりは後ほど・・・

 

さて、工場にもどり

文字彫りの作業に

かかります。

彫刻映えしないはずはない

庵治石細目です。

ワクワクが止まりません(*^^*)

当たり前ですが、どこまで彫っても

庵治石細目なんですからね(*^^*)

そして、

深く彫りさげた分

奥深さ・深み

職人としての厚み、深み、奥行きを、

少しでも

感じてもらえたら・・・

実は、そんな本気の職人の意地だったり

するんです(;^ω^)

 

 

平成最後の四月の大安吉日

お墓の据付工事を行い、

 

 

長らくお待たせいたしました。

完成です(*´▽`*)

 

 

ネックとされた

お隣さんとの境界も

きれいに納まりました。

 

 

もう一段

根石が埋まっているのですが、

予定通り見えません。

自己満足と

おっしゃられても

 

 

最高の褒め言葉と

ありがたく頂戴いたします(*´▽`*)

 

 

本来の石垣を

きれいにして、

クラックに化粧目地で

イキイキと!(^^)!

 

 

S様お墓工事完成いたしました。

本当に長丁場になってしまいましたけど、

またひとつ、

思い出に残る仕事と共に、

より一層

精進していきたいと思います。

S様、誠にありがとうございました。

 

S様お墓工事Ⅱ

刺されたとこは、

もう大丈夫ですか?

ご心配をおかけしました細腕は、

しっかり回復(*^^*)

お腹も刺されたのですか?

いえいえ、

これは、ナチュラルなやつです(;^ω^)

さてさて、

養生期間をたくさん

いただき、

S様お墓工事の記事に

取りかからせていただきます<(_ _)>

今回の石積みの一番のネックとなっている

お隣さんとの境界の石積み。

ここの基礎を

徹底的に行いたいと思います(‘◇’)ゞ

お隣さんの石積みの基礎は

かなり深くまでしっかりとしていたので

正直ホッとしました。(*^^*)

これでこっち側の基礎も

思う存分掘り下げて

一枚岩にしてやるぜ(≧◇≦)

ここの現場で解体した割石・栗石を

硬い地盤まで

土を取り除いて締固めたあと

並べていきます。

埋め込み分の石積み一段は

解体した割石を

使わせていただきました。

こうゆうのは、

ハイブリッドとは言わないのかなあ(^-^)

新しい材料だけでなく、

再利用できる割石は

どんどん、

いいとこ取りで使っていきたいと思います。

今までの石垣の石が、解体されたあと

新しいお墓が据えられる

石垣の礎になるなんて

理にかなっていると思いませんか(*´▽`*)

こういったバックホーの

居場所が確保できないような現場では、

つるはしスコップで、

土を取りのけていくスタイルになりますヽ(^o^)丿

限られている作業スペースを

有効最大限に使わせていただきます(≧◇≦)

石積みの裏側に込めるコンクリートは

一気に吊り上げ

いい気分(*^^*)

だんだんとカタチが出来上がっていく

その作業は

大変ではありますが、

「やりがいのある仕事」

それしかありません(*^^*)

裏側のコンクリートが固まると

埋め立ての土を

均して締固めていきます。

お墓の位置がこの辺りにきて・・・

ブツブツ

しるしをつけながら

あせらずしっかりと、

地盤強化(‘◇’)ゞ

雨降って地固まる

そんなことわざもありますが、

長雨大敵(>_<)

梅雨明け願う今日この頃です(;^ω^)

S様お墓工事も終盤をむかえます。

本日もありがとうございました。

S様お墓工事

さて、いよいよS様お墓工事の

全貌が明らかに(*´▽`*)

お墓は

男気社長様、並びに

その持ち味を十二分に

引き出して

本気で向き合う

加工石屋さん

感謝感激でございます。(*^^*)

さて、

石垣の修復工事はどうなった?

もちろん私も、

目の前の仕事はいつも

リミッター解除の

本気のフルスロットル!(^^)!

まず、

据えられているお墓・巻石

そして

石積みを解体していきました。

作業に集中するあまり

写真が少ないのが心残りなのですが<(_ _)>

割石を上から三段解体撤去して

埋め立てられた土を

取り除いています。

少しずつ解体していくうちに

おのずと

どこが悪かったのか

どこをどうすればいいのか

答えはでてくるものです。

まず、石積みの裏側を

コンクリートで

補強してあげましょう。

バックホーで、できるだけ

土を取り除いて

あとは

ひたすら

つるはしスコップで

遺跡探索隊のオファーも、もしかしたら?

さあ!

整いました。

コンクリートを

鉄製の専用のじょうご型のバケツへ

入れて

吊って運びます。

解体した割石を

裏側に並べて

どんどんコンクリートを

打設していきます。

コンクリートを上段まで

込めて

やっとひと息(*´▽`*)

「これでもう大丈夫。」

道路側の石垣の

補強コンクリートが終わりました(*´▽`*)

コンクリートが固まるまで

あせらず養生(*^^*)

私も養生(*^^*)

また来週👋

本日もありがとうございました。