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あせらずあわてずあてにせず「入魂」

さて、新しい年をまたいでの

ブログになっております。

令和三年七月

これまで庵治産地の加工石屋から

ついに、

私の手の内に。

惚れ惚れとするような

庵治石と加工技術に

こころ奪われてしまいます。

逆になかなか仕事をさせてもらえない

そんな感じです(笑)

ずぅ~っと

眺めていても

誰も喜ばないので、

作業を進めていきましょう(^-^)

扉の加工からやっていきましょうか。

相変わらず、

あせらず…の精神は忘れないように

ここまでくるまで

大切に山から石をほぐりだし

吟味して

トップレベルの工場で

仕上げてもらった庵治石です。

あとは私の胸三寸(笑)

代わりのない

貴重な庵治石を

最高の仕事で仕上げていく

ただそれだけです(^-^)

一度、仮組みをして

位置決めをしながら

実際の据付工事に

あたふたしないように。

おなじ「あ行」でもやってはいけないやつですね。

扉の回転軸を取り付ける穴をあけていきましょう!

取り付ける位置がずれると

正常に開く閉まることが

できないので

慎重にいきましょう。

そうだ!

さしがねの目盛りを

読み間違えてしまわないよう

石粉で擦れた作業用の眼鏡を

新調しよう!

と、眼鏡屋さんでの待ち時間

ガラス越しのショーケースから

釣られてしまった眼鏡です(^_^;)

こりゃまた

私よりも

庵治石によく似合う(#^.^#)

本日もありがとうございました。

謹賀新年2022

新年あけましておめでとうございます。

見えない敵との戦いも

必ず

終息する。

そう願いながらの

現場作業のワンシーンをご紹介します。

令和三年五月

江田島町指定史跡

久枝家の五輪の塔群の

災害復旧工事を

お手伝いさせていただきました。

自然災害の怖さを

目の当たりにしながらも

目を背けず

復旧に向けて

たくさんの方々のご尽力のおかげで

工事着工いたしました。

私も、五輪塔・石塔の担当で

お手伝いさせていただきました。

災害前の状態に戻すということは

難しいことですが

できるだけ

近づけるように。

それしか

頭にありませんでした。

変異を繰り返すウィルスも

やがて人間には敵わない。

その日が一日も早く!

そう願うばかりです。

本日もありがとうございました。

あせらずあわてずあてにせず「安堵」

六月

再び庵治へ!

前回の六面切削された庵治石が

加工、研磨されて

概ね仕上がっているとのご連絡。

大器晩成。

K様にも完成までは

しっかりと時間を頂いて

加工石屋さんにも

そのことを伝え、

じっくりと仕上げてもらいました。

私も、思わず唸るような

最高の仕事っぷりに

ただただ

感謝しかありません。

帰路。

大丁場の対岸の屋島山頂

K様も

ホッと肩の荷がおりて

安心されたご様子。

後ろ姿パシャリ。

本日もありがとうございました。

あせらずあわてずあてにせず「余韻」

最優秀賞をいただいて数日後。

届いた石材新聞です。

こういった新聞記事をブログに

掲載していいものなのか?

日本石材工業新聞様に

電話で相談してみると、

快く承諾いただき

好印象でした。

石材業界では

お馴染みの毎年行きたいストーンフェアですが

一般の方々には

少しでも興味を持ってもらえたらと思い、

記事をお借りしています。

さて、

K様とのお墓の打ち合わせですが、

ズバリ!

墓石部門最優秀賞の

父の墓と同じものを建てたい。

最終的な決め手は

こういった実績。

受賞の記事なのかもしれません。

庵治大丁場見学ツアーの記事は

読みごたえ抜群です。

じっくり読んでいただけたら幸いです。

日本石材工業新聞バックナンバー引用させていただきました。

令和三年十一月。

先月、和伸社長が応援に来てくださった時の

不思議な公約通り

新しく

お客様が来てくださいまして、

早速、

庵治大丁場和伸石材さん見学へ

K様をお連れしました。

今回のご要望は洋墓型になりそうです。

完成したら

ご紹介したいと思います。

リアルな現場に気分も高まります。

絶対に

いいお墓が出来ますよ!

和伸社長とK様パシャリ。

撮影時のみマスクはずしています。

本日もありがとうございました。

あせらずあわてずあてにせず「実績」

8年前。

私も

「お墓を建てる」という

大役を受けて、どうしたらいいん?と迷走中。

小さい石材店のスモールボスが

なにを今さらな感じですが、

父親の墓を建てるという

初めての仕事に戸惑いは隠せません。

たくさんのお墓をお施主様のご要望に応じて

つくってきた父が

自分の墓を

こういう感じに扉付きにして、○○石で!

とかの要望を

全く聞いていないので

オイオイ

枕元でつぶやいてくれ

そんな願いもありました。

ただ、小学生の頃から

庵治石の話を聞かされたり、

私をご縁あって庵治産地へ

お墓をつくる勉強に出させてくれたこと。

そこの親方ご家族の皆様には

大変お世話になり、

今は

ただただ感謝でしかありません。

たくさんの失敗も

いい思い出で

あの頃の精一杯を

忘れずにいきたいと思います。

庵治・牟礼は私の

第二のふるさとです。

そうだ!

父の墓は庵治石でつくろう!

かたちは上下蓮華に

扉は私のオリジナルの経机型に・・・

部材ひとつひとつの細部寸法は

父と試行錯誤で出した黄金比率で・・・

考えがまとまった段階で

修業先のNNストーンに

打ち合わせに行きました。

石がそろって

出来上がりが近づいた頃

その年の

あじストーンフェアに

出展するぞ~と

社長からの電話。

なにがなんでも

あじストーンフェア

見に行かねば!

早速、古巣NNストーンの

展示ブースでご対面。

ありがたいことに立派な賞を

頂いていました。

父が見ていたら

「もったいないもったいない」とか

言いそうで

笑いがこみ上げてきました。

ええじゃないか!最後の贅沢じゃ。

お疲れ様。

目頭の熱をごまかし

会場をあとにしました。

本日もありがとうございました。