桜も満開!
とても心地良い風に、暖かい陽射し、
江田島にも春がやって来ました。
新入学生、新社会人、新生活を迎えられる皆様、おめでとうございます。
夢と希望を持ち、叶える努力を惜しまないで下さい。
あなた方が
必ず望むべき道へ歩んでいくことと信じています。
五年前・・・平成二十二年三月七日
私の母校の江田島高校の閉校式が行われました。
学校長式辞
第12代校長の山下憲邦先生の式辞です。
広島県教育委員会あいさつ
閉校記念事業実行委員会あいさつ
校旗返納
滞りなく・・・閉校式の幕が降りていきます。
私も出席させて頂きました。
「ああ誰かここに 古鷹の一声となるや」
この言葉の意味を自分なりに解釈した頃
目頭が熱くなったのを今でも忘れられません。
閉校するにあたって記念碑の御相談をお受け致しました。
「江田島高校の敷地は、国有地である為残念な事ではありますが、
校舎は撤去される事になります。」
山下校長先生から、教えてもらった時にはなんともやり切れぬ想いでいっぱいでした。
「しかし、校舎などのカタチは無くなりますが、それに変わるものとして、皆様の想いなど見えないものの象徴として
記念碑の建立を考えています。」
「江田島高校はカタチを変えて同窓生の方々、江田島で過ごした私たち教員の
記念の礎になるのです。」
私たち同窓生はもちろんですが、
先生方もこの江田島高校へ愛着を持っておられるのだな
と、強く感じました。
何度かの打ち合わせを経て、記念の碑のイメージが出来上がり
製作させて頂きました。
そして、
江田島高校閉校式の後、江田島高校記念の碑の除幕式が行われました。
山下校長先生の御厚意で
私まで除幕式の晴れやかな舞台へ押し上げて下さいました。
名高い県会議員様、市長様、教育委員会教育次長様、校長先生、
学校評議員兼同窓会副会長様
の隣に立たせてもらい緊張MAX。
碑文の書「ああ誰かここに 古鷹の一声となるや」
は、山下校長先生が揮毫して下さいました。
私も
無事に大役を努めさせていただきました。
記念碑設置場所の案内です。
あまりにも気に入ったので
縮小版を製作しました。
今のところ
世界に3個しかありません。
興味を持っていただけたら、私が受注製作致します。
山下校長先生より頂いた手紙を読み返し、
私も初心に帰り、新しい気持ちで精進していきたいと思いました。
山下校長先生
江田島高校の周辺から秋月に
かけての桜の写真を撮ってきました。
どうか、またこの美しい桜・江田島へ足を運んで下さい。
また、同窓生の皆様にも時折、江田島を思い出して
いただければ幸いです。
ブログ 制作にあたり御協力下さいました先生方々
厚く御礼申し上げます。
閉校してしまったのは残念ですが、
それを機会に頂いたご縁を、大切にしていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、大変有難うございました。