岡山県の石!
「万成石」の最前線である採石場。
またの名を
石屋用語ですが、「丁場」と
呼んでいます。
昨年の11月
T様を、「丁場見学」へご案内いたしました。
壮大なスケールにT様もご満悦!
私もここの
丁場へ来ると何故か落ち着きます。
山から頂くパワーと、
万成石のパワーと、
若き山石屋さんのパワーで、
毎度、助けてもらってます。ぺこり
今回、万成石丁場見学のあと、
T様のご提案で、
「備前焼登り窯見学」に行ってきました!
お店から少し離れた場所に
窯があるそうなので移動しました。
道中、いたるところで
窯の煙がもくもくとあがっています。
約1200度の高温で2週間前後
焼き締めるため、
「投げても割れぬ・・・」
と言われるように・・・
松の割木を燃料に使うのですが、
一度、窯に火をつけるとここに置いている割木は、
全て使ってしまうそうです。
教えてもらえば納得なのですが・・・
実は、良質の粘土づくり
これがびっくりするほど、
根気のいる作業。
いくつかの水槽に沈殿させて、
何回も水を入れ替えて不純物を取り除き、
脱水させ、
一度カスカスの乾いた状態にさせて
良質な粘土を作っていくそうです。
良い素材で良いものを・・・
これは、作り手さんの理想ですが、
お墓の業界でも同じですね。
たくさんの作品が所狭し状態です。
作品と作品の間に
ワラをはさんで、くっつくのを防止します。
そのワラが焼けて赤い線がある模様を
「ヒダスキ」と呼ぶそうです。
実際の焚き口はこの辺りです。
あとは、耐火レンガを積みふさぎます。
窯の内の様子です。
ここへぎっしり作品が並べられて
夜通し火の番をされるそうです。
「いつかまた
登り窯に煙があがった頃
その模様を見学したいですね。」
と、T様と登り窯をあとにしました。
次回はこうして出来上がった
作品を置いているお店の模様です。
最後までおつきあい、ありがとうございます。
これは 是非行きたいですねぇ
続き 楽しみにしてますよ カタブツさん